2012年 05月 17日
5月17日(木) 半導体産業 |
8時半起床。34.4km。
少し前の話になるけれどエルピーダメモリがアメリカの企業マイクロン買収された、というニュースが出た。自力で再生できなかったのでしょうがないことではあるけれど、技術力を考えると2000億円というのは安い。マイクロンからするとお得な買い物だっただろう。
このニュースを見て、なんとなく学生時代のことを思い出した。ちょうど10年くらい前の話だ。僕のいた学科は半導体の研究をしている教授が多かったせいもあって、「もういいよ」とうんざりするほど半導体の授業が多かった。ある先生と将来の話をしていた時、半導体産業も永遠には続かないけれどあと30年は大丈夫だろうと言っていた。当時は、そっかじゃ僕が50過ぎまでは安泰なんだな、なんて漠然と信じていた。ところがだ、世界的に見れば、もちろん今でも半導体は大きな産業だけれど、残念ながら日本から半導体産業は消えてしまったようなものだ。将来の話ってのは当てにならないものだなとつくづく感じた。
で、結局何が言いたかったかというと、日本の大学、特に大学院はもっともっと基礎をたたき込む教育をしないと意味がないんじゃないかということ。最先端のことをいくら教えたって、世の中は思いも寄らぬ方向に変わって行くだけだ。特にヨーロッパの人達と話しをしていると、日本の教育の幅の狭さを感じてしまう。
少し前の話になるけれどエルピーダメモリがアメリカの企業マイクロン買収された、というニュースが出た。自力で再生できなかったのでしょうがないことではあるけれど、技術力を考えると2000億円というのは安い。マイクロンからするとお得な買い物だっただろう。
このニュースを見て、なんとなく学生時代のことを思い出した。ちょうど10年くらい前の話だ。僕のいた学科は半導体の研究をしている教授が多かったせいもあって、「もういいよ」とうんざりするほど半導体の授業が多かった。ある先生と将来の話をしていた時、半導体産業も永遠には続かないけれどあと30年は大丈夫だろうと言っていた。当時は、そっかじゃ僕が50過ぎまでは安泰なんだな、なんて漠然と信じていた。ところがだ、世界的に見れば、もちろん今でも半導体は大きな産業だけれど、残念ながら日本から半導体産業は消えてしまったようなものだ。将来の話ってのは当てにならないものだなとつくづく感じた。
で、結局何が言いたかったかというと、日本の大学、特に大学院はもっともっと基礎をたたき込む教育をしないと意味がないんじゃないかということ。最先端のことをいくら教えたって、世の中は思いも寄らぬ方向に変わって行くだけだ。特にヨーロッパの人達と話しをしていると、日本の教育の幅の狭さを感じてしまう。
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by knobcreek1979
| 2012-05-17 23:14